「会社を頼むな。」


「わかってる。」


たった一週間。


突然来た二人は、突然帰って行った。


「嵐みたいだったろ?」


「うん。でも、二人とも大好き。」


「そっか。」


「うん。」


「どっか行くか?」


「いいの?」


「それとも部屋に帰って、一緒に寝るか?」


「ばか。まだ早い。」


「じゃあそれは、夜にとっとくか。」


意地悪く笑う龍矢。


もう。