秘密な花嫁~旦那様は先生!?~③

にっこり笑う沙羅さんの笑顔は、きれいだった。


「でも、これでふっ切れた。」


「沙羅・・・」


「でも最後に聞いていい?」


「なに?」


「私とは、本気だった?」


「ああ。本気だった。でも・・・」


「美和ちゃん以上じゃなかった?」


「ああ。」


「そっか。じゃ、私はこれでね。」


手を振って、寝室を出て行った。


最後まで、笑顔だった。


「強い人。」


「昔からあんなんだ。」


涙ひとつ、見せなかった。