秘密な花嫁~旦那様は先生!?~③

「それで?」


「高校に入って、親父の手伝いをするようになって、ますますその思いは強くなった。でもある日、親父が言ったんだ。」


「なんて?」


「大学では好きなこと学んでいいって。経営のことは、この会社で実践的に学べばいいからって。」


「うん。」


「正直、そんなこと言われると思わなかった。」


「お義父さんらしい。」


「だろ?いつも突然で。」


「それで?」


「そのときは、やりたいことなんて思いつかなかった。でも、高校3年のときの担任だって先生が、いい先生で教師の仕事に興味を持った。」


「どんな先生だったの?」


「生徒のこと、いつも真剣に考えてて。生徒に好かれてる、先生だった。」


「ふ~ん。」


今の龍矢みたい。


生徒に好かれてて、いつも真剣。