秘密な花嫁~旦那様は先生!?~③

そう言うと、電話を切った。


「龍矢?」


「わかったか?俺は美和以外、いらない。」


「んっ・・・」


キス。


「俺は、お前以外必要ない。」


「んっ・・いい・・の?」


「昔、俺の心に沙羅がいたのは確かだ。」


「・・・うん。」


「でも今は。」


「今は?」


「美和以外、いない。この世で一番大切なのは、美和だけだ。」


「ありがとう。」


不安だった。


心配だった。