秘密な花嫁~旦那様は先生!?~③

一瞬のうちに、龍矢の姿が見えなくなった。


はぐれちゃったよね?


これは・・・


最悪。


どうしよ・・・


「あっ、ケータイ。」


何度かけても、つながらない。


「聞こえないよね。」


私は人込みを避けるように、道を外れた。


「ここにいよう。」


近くにあった、ベンチに座った。


こんなことなら。


ホテルで見ればよかったかな?


でも。


龍矢と手をつないで、歩きたかったんだもん。