ママに抱かれて、笑顔のみくちゃん。


「ほんとに、すみませんでした。」


そう言って、みくちゃんたちは帰って行った。


「可愛かったね。」


「そうだな。」


「なに?」


「抱っこ。してやる。」


「いいです。自分で歩けるから。」


また子供扱い。


「いいから、おいで。」


「・・・うん。」


「疲れてんだから、素直に俺のゆーとーりにしてればいいんだよ。」


「うん。」


いつも思うけど。


龍矢は私を抱き上げても。