「かしこまりました。腕の部分を調節しますね。」


私の腕に合わせて、調節してくれた。


「どうですか?」


「大丈夫です。」


お金を払って。


お店を出た。


「美和、腕出して。」


「うん。」


車に乗ると、龍矢が時計をつけてくれた。


やっぱ、かわいい。


「これで。」


「んっ・・」


「一分、一秒。ずっと、お前と一緒だ。」


「んっ・・・今までだって・・一緒だった。」


「これからも、永遠に。」