秘密な花嫁~旦那様は先生!?~③

「どうして?」


「迎えに来た。」


「迎えに来るのは、空港でしょ?」


空港に着いたら、連絡しろ。


そう言ってたのに。


どうして、龍矢がここにいるの?


まだ、夢なんだろうか?


「おはよう、美和。」


違う。


これは本物。


だって、触れた唇のぬくもり。


間違いなく、龍矢のもの。


「仕事、早く片付いたから。」


「そうなの・・・?」


いつの間にか、龍矢に抱きついてた。