「まりこぉ……。」 泣いた。 いっぱいいっぱい泣いた。 気持ちを洗い流すみたいに。 涙枯れちゃうんじゃないかなって位。 泣いた。 泣いた。 ぐしゃぐしゃした気持ち、うまく伝えられないけど… 一生懸命、真理子は聞いてくれた。 うん、うんって。 その日、私が泣き疲れて寝るまで 真理子が一緒にいてくれた。 あと、おばさんのフルーツジュースも。 ありがと。