齢二十五〜25歳、女子の日常〜

ひとしきり、タケシさんの胸を借りて泣いた。



たくさん泣いた。



「…ありがとございます。」


ちょっとすっきりした。


「もう、大丈夫?」



「はい。」




タケシさんの笑顔は相変わらず優しい。




「冷えてきたんで…中、入りましょうか?」


「そうだね。」



部屋に戻ると、晴香が目を覚ました。