『...意地悪...離して。』

『お前がさっきの続きをしたら...離す。』


『....うぅ...。』


何故か真剣な瞳にあたしは覚悟を決めた。


『...じゃ...する。』


『...ああ。』


冬夜が瞳を閉じる。


あたしは唇を軽く重ねた。

髪に冬夜の両手が優しく触れ、そのまま首輪に移動し撫でられ、思わず小さなため息が出てしまう。


『...ふっ...。』


肩を掴まれると、身体が反転して背中に柔らかいベッドの感触。


今度は冬夜の顔が真上に来る。


『...そんな顔するな...止めれないだろ。』


『...え? 』