私の彼は王子で死神

リビングには、魔王様、ケルベロス、夏月くんに春影さんともう一人。


眼鏡を掛けてスーツを着たサラリーマン風の男の人が居た。


『初めまして。舞さん、手前は秋雲と申します。』


『こんにちは。』


(この人も死神なんだよね?ファミリアの総会に行ってて居なかった。)


『秋雲が魔王様を呼んでくれたんだよ? 』


夏月くんが言った。


『総会に行った際に氷夜様の動向が分かったものですから魔王様に報告致しました。』


『でも皆ファミリアに逆らっていいの? あたしが言うのも何だけど。』