私の彼は王子で死神

『止めっ...折れる...。』

その子の顔は真っ白になって脂汗が額に浮かんでいた。


『すいませんでしたっ! 』

『許し下さい! 』


他の子達も必死になって謝りだす。


『一つ教えてやろう...俺も弱いものいじめは大好きだ。』


王子が更に足に力を入れたのか男の子が叫んだ。


『うわぁぁっ! 』


『王子っ! 駄目っ! 』


(まずっ! )


つい声が出てしまい、慌てて壁の後ろにあたしは身を隠した。