私の彼は王子で死神

最初はあたしも綺麗な人たな...と思ってたけど好きだった訳じゃない。


(あれは...確か一ヶ月前だったかな? )


学校の帰り、人通りの少ない路地裏で犬の鳴き声が聞こえて来た。


『キャーーーン。』


あんな鳴き声初めて聞いた。


それは明らかに苦痛の叫び声だった。


(何? )


声のする方に走って行くと中学生ぐらいの男の子達が犬の首に紐を着けて足でお腹を蹴りつけている。