『止めぇぇぇいっ!!!』
お腹に力を入れて思い切り怒鳴りつけると、二人がぴたりと静止してあたしを見た。
『あんた達! これ見なさいっ。』
刺さった鎌を指差す。
『あたしと高城君に刺さる所だったよ! 冬夜っ! 』
目を真ん丸にした冬夜があたしを見た。
『あたしの事好きなの? 』
『....は? 』
『どうなのよ! 』
『...好きだ。』
耳を赤くして冬夜が言った。
『じゃぁ、あたしが鎌にぶっ刺さって死んだら悲しいでしょ! 止めなさい。』
『舞...言ってる意味が......。』
『それから兄さんっ! あんたも弟が大事なら悲しませるような事しないっ! あんたが誰を憎もうが勝手だけど高城君を巻き添えにするのは間違ってる! 』
お腹に力を入れて思い切り怒鳴りつけると、二人がぴたりと静止してあたしを見た。
『あんた達! これ見なさいっ。』
刺さった鎌を指差す。
『あたしと高城君に刺さる所だったよ! 冬夜っ! 』
目を真ん丸にした冬夜があたしを見た。
『あたしの事好きなの? 』
『....は? 』
『どうなのよ! 』
『...好きだ。』
耳を赤くして冬夜が言った。
『じゃぁ、あたしが鎌にぶっ刺さって死んだら悲しいでしょ! 止めなさい。』
『舞...言ってる意味が......。』
『それから兄さんっ! あんたも弟が大事なら悲しませるような事しないっ! あんたが誰を憎もうが勝手だけど高城君を巻き添えにするのは間違ってる! 』

