私は悲鳴をあげたいのを必死に堪えた。 口を手で押さえていないと悲鳴が出そうだ。 でも、悲鳴をあげたら・・・・・・ 私はちらっと隣に横たわる女子の首無し死体を見た。 さっきまで体中を駆け巡っていた血液が床に水溜まりを作っている。 「でわ、次のペアを決めたいと思います。」 男は悠長に話し出す。 私にはその声が聞こえなかった。 ただその場に立っているだけ・・・・・・ .