私は必死に声を振り絞る。


「っ・・・嫌ぁ・・・こ、来ないで・・・・・・」



それでも相手は私との距離をどんどん縮めていく。



相手は右手にキラリと鋭く光るナイフをちらつかせる。



私は反射的に持っていた銃で相手を撃ってしまった。



バァン!!



全てがスローモーションになる。


ゆっくり顔を歪ませ倒れていく。



ドンッ



相手はピクリとも動かない。









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