僕の彼女は天使様

『ロイは優しい...私もそんなロイが大好きだけど、たまには我が儘とかも言って欲しいな。嫌な事も遠慮なく言って? 』


『我慢なんてしてませんよ? 』


僕は咲きさんと一緒に居れるだけで嬉しいのですから。


我慢は...してますが。


咲きさんを抱きたい...なんて言えません。


『でも...たまに苦しそうな顔してるよ? 私、気がつかない内に何かしたのかなって...。』


真剣な顔をして咲きさんが詰めよって来て、そんな時でも僕は。


(どんな表情でも可愛いなぁ...。)


などと考えていました。