僕の彼女は天使様

『楽しかったですね。』


『本当? ありがとう、ロイ...ごめんね? 』


『なんで謝るんですか? 』

龍さんの家を出て街を歩いている僕と咲きさん。


週末とあって人が多い。


『あの...ね。』


少し言いにくそうに咲さんが言葉を続けた。


『ロイ...色々私の為に我慢してるんじゃないのかな....って。』


『え? 』