『分かった、今行くね? 』

咲さんはクスクス笑って僕の頬に軽くキスすると、ナイトとノエルの待つ部屋に行ってしまいました。


(...この中途半端に熱い僕の身体...。)


このまま眠れず、かと言って人前に出れる状態ではないのでとりあえず、今はまってる筋トレでもする事にします。


少し前までは貧相だった僕の身体も大分締まって筋肉が付いたように思います。

サンタクロースは結構体力勝負なので。


かと言ってあんまり付き過ぎるのも嫌ですが。


それでもいまだに女の子に間違われる事もありますので、まだまだですね。


扉の向こうでは楽しそうな笑い声。


僕はため息をついて腕立て伏せをしたのでした。