『咲さんは...ずるい。』


『なんで? 』


『可愛過ぎです。』


再び唇を重ねようとしたその時。


『ロイ~! 人間界に連れてけぇぇぇ。』


『連れてけぇぇ!!!。』


扉がどんどん叩かれ、ナイトとノエルの声。


『....っ駄目ですっ!!!!』

いつもより厳しい声になったのは言うまでもありません。


(...だから嫌なんです。)

『じゃ...遊べ~! 』

『咲。モンハンしよ~! 』
『どう森でもいいぞ~! 』
『ウノでも大丈夫だっ! 』