俺は一つ深呼吸して、澄んだ夜空を見上げ、家に帰る為に歩き出した。


(まず、父さんと仲直りしなきゃな? )


そう思いながら。




これで俺の初恋の話は終わりだ。


俺が自分のルーツを知ったり、優希と付き合って色々あったりするのはまた別の話だ。


少し教えると...そうだな
優希の血液は極上だった。

優希自身もな。


聞きたいか?


リクエストしてくれればいつでも話すぜ。


じゃあな、話聞いてくれてサンキュ。


また会おうぜ。












おわり