『この娘は今まで異性に全く興味がなくてね。親の俺が言うのもなんだかすごく男の子から好かれるんだよ? 』


『分かります。』


優希の特別な雰囲気。


親父さん譲りか。


『君で良かったよ、ルージュ。今度遊びにおいで、妻も喜ぶ。』


『はい。』


『じゃ、またな。優希、行くぞ。』


優希は顔を真っ赤にしたまま小さく手を振った。


『おやすみなさい。』


『おやすみ。』