僕の彼女は天使様

『...今まで何とも思って無かった自分の名前が特別に聞こえてきて...ルージュに名前呼ばれるの...好き。』


(...そんな事言うの...)


『反則だろ? 』


俺はとうとう我慢出来ず優希を抱きしめてしまった。

『ごめん...嫌なら言ってくれ。』


『ううん...不思議...ルージュとは初めて会ったのにずっと前から知ってる様な気がする。』


『また、会ってくれるか? 』


『...うん。会いたい。』