『ティア...僕のせいでごめんね。』


ティアの手をそっと握った。


『君は真っ直ぐ僕を求めて来てくれた...それなのに自分の本当の気持ちに気づかず、あんな事...。』


涙が白いシーツに落ちた。

『君を失いたくない。ずっと僕と一緒に居て欲しい。』


今まで誰にも言った事のない言葉。


きっとティアに言う為だったんだ。


『君を愛してる...誰よりも。』


『.....っふ。』


目の前がぼやけて、僕は下を向く。