僕の彼女は天使様

『ティアを探して謝ってくる...そして...どうしよう? 』


ケルベロスが小さく笑った。


『言葉は要りません。抱き締めればいいんです。』


『了解っ! 』


僕は王宮中探し回った。


でも、どこにもティアは居なかった。


あんな事になるなんて。


ティア、僕の所に来たばかりに。


僕の心ない言葉のせいで。

僕は魔界一の愚か者だ。