僕の彼女は天使様

そう言うとティアはラグビーのタックルの如く僕に体当たりしてきた。


ちなみに僕は人間界のラグビーが好きだ。


『ぎゃ! 』


ベッドに倒れ込む僕とティア。


『ティアっ! こら。』


『蓮、いい匂いがする。』

『かっ...顔をくっっけるなっ。』


『蓮、夢の中で笑ってた。でも会ってから困った顔しかしてくれない。』


ポツリとティアが言った。

なんだか寂しそうだ。


(困ったな...ティアがこんな顔をすると居たたまれない。)


『迷惑? 嫌い? 』