『なっ...何言って...そっ...そんな事ないですっ! 』


顔を真っ赤にして首を左右に大きく振る姿はさっきのロイとは同一人物とは思えない。


『楽しみだな? これからもいろんなロイが見れそうで。』


『咲さん...楽しんでますね? 』


『あははっ! ばれた? 』


『大好きです。咲さん。』

『私もロイの事、すっっごく好きだよ? 』


(ロイが思ってる以上に、私は大好きなんだよ? )


『こうやって、一つ一つ積み重ねて、ずっと、ずーっと一緒に居れたらいいな。』