僕の彼女は天使様

僕は咲さんに唇を重ねる。


願わくば。


君の全身に僕の印を刻んで、そして誰にも見つからない何処かに、閉じ込めてしまいたい。


君が側にいるだけで。


僕は何も要らないんだよ?


『...あ...っ。』


小さな呻き声に潤んだ瞳。

もっと見せて欲しい。


君の全てを。