もうあいつは私の好きな人じゃない!!



もう…好きな人じゃない…



だけど、私の体は正直だった



ポタッ



あれっ…?可笑しいな…?なんでだろう…?止まらないや…



気付いた時には大量の涙を流していた



な、何で泣くの…?



き、きっと目の中にごみが入ったのよ



ゴシゴシと涙を袖で拭いても、止まるのを知らない私の涙



私はもう…あんな奴好きじゃない…好きじゃない…



好きじゃないのに…どうしてあいつのことを考えてしまうの?



胸が締め付けられるように痛いし…






他の子となんかと仲良くしないでよ…



昔みたいに私を頼ってよ…笑いかけてよ…『良嘉ちゃん』って…



悔しいけど、私はまだあいつのことが好きなんだ…



あんな女タラシでも…好きなんだ…