シィ君の言葉に、火がついたみたいに、顔が火照る。


きっと目はまだトロンとしてると思う。



「うわ……そんな顔で見んといて。ホンマ、オレ今やばいから……」



シィ君は恥ずかしそうにそう言うと、目をそらしてしまった。



そして、大きく息を吐き出して、こちらを見ると、ニカッて微笑んだ。



「とりあえず、二人でパーティはじめよっか」


「うん」