終わりある旅の途中で
さまざまな岐路に出くわす
振り返れるほど生きてもいないが
あの頃の僕は確かに
何よりも輝いていた
今じゃ錆び付いて身動きすらとれないでいる

目の前の暗闇に
怯えて立ちすくむ僕は
理想に憧れて現実を求めた 
そんな人間でした

夢は見るものですか 
それとも叶えるものですか
あなたはどう思いますか?
そう そのどちらもまた一つの答えでしょう
選んだ道を歩けばいいよ

僕の胸の奥深くに
小さな穴が空いていて
気づかぬフリして生きてきたけれど
君が教えてくれたこと 
君が与えてくれたもの
瘡蓋になって愛されることを知りました

一人の思い出なら
焼き捨ててしまえばいいさ
これからは二人で共にする時間が
傷を癒してくれる

愛は抱くことですか 
それとも尊ぶことですか
あなたはどう思いますか?
そう そのどちらもまた一つの答えでしょう
信じた人を愛せばいいよ

励ましの言葉も慰めの言葉も
素直に受け止められない僕がいる
自分への腑甲斐なさと
みんなへの申し訳なさで
今さら帰れない

だから希望だけは捨てられないんだ

それが正しいのか間違っているのか
それを失ったときに答えが見つかるでしょう

夢へ続く旅路をひたすら進むもいいけれど
寄り道したっていいじゃないか
そう そのどちらもまた今しかできないこと
一度しかない人生だから
僕はやるだけやってみるよ