「お母さん、行ってくるね」 「いってらっしゃい」 沙羅は玄関を出た。 聖夜からもらったネックレスをして…。 ドクン…ドクン… 自分の鼓動が早まるのが分かる。 早く会いたい。 話したい。 一緒にいたい…。 今まで我慢していた欲がすべて体中をかけめぐる。 3分位経っただろうか。 遠くからリムジンらしきものがこちらに向かって走ってくる。 聖夜かな…。 そのリムジンは丁度沙羅の手前で止まった。 ガチャ… 聖夜だ…。 「沙羅、久し振り」 「久しぶり…」