…今日は大変な一日だった。 休み時間ごとに言い争い。 「はぁ…」 全部、私が悪いよね…。 もう帰ろうと廊下を歩く沙羅。 「聖夜!!ごめんね?」 「有紗…」 「!?」 二人の会話が廊下に響いている。 「聖夜?今日遊びに行ってもいいかしら?」 「…いや今日は」 「…あの子のことは忘れて。私だけを見て。…聖夜は私といるとき、全然笑わない。聖夜…っ!」 「…」 「どうして何も言ってくれないの?」 有紗の声が震える。