沙羅を軽蔑する有紗。



何が起こっているのか分からない沙羅。



意味分かんないっ!



何、その態度!!



朝のホームルームは怒りっぱなしだった沙羅。



そして一旦休み時間。



「あー…」



机にうつぶせる沙羅。



「ねぇ、あなたが白石沙羅?」



顔を上げると有紗が…。



「そうですけど」



冷たく言い放った。



「じゃあ、聖夜の偽婚約者ね」



「聖夜?」



意外な有紗の言葉。



「私が聖夜の婚約者なのよ!それをあんたに奪われた!」



プチッ…



「勝手なこと言わないでよ!!何?婚約者?私は向こうから婚約者だって言われて…。いきなり何!?」



女の戦い勃発。