「ネックレス?」 それはダイヤであしらわれたハートのネックレス。 「…気にいってもらえるといいんだけど。」 「…ありがとう、聖夜」 私は初めて聖夜に優しく接したかもしれない。 「じゃあ、僕はもう帰るよ。お母様によろしく」 「お母様って…」 帰っていく聖夜の背中はなんだか物悲しい。