「沙羅様、寝られますか?」 「秋山さん…」 テラスに秋山さんの姿があった。 秋山さん、私より年上だよね…。 「秋山さんって何歳なの?」 「私ですか?現在22歳でございます」 いい大人~。 「下の名前は?」 「秋山創也[ソウヤ]と言います。」 …創也か。 「いい名前ね」 「ありがとうございます。早くお部屋戻られてはどうでしょう?風邪を引いてしまいます」 …秋山さん、優しい~。 「じゃあ、そうする。おやすみなさい」 「おやすみなさい、沙羅様」 私は部屋に戻りベットに潜り込んだ。