「…そうなの?」



力なく返事をする沙羅。



「さ、食べましょ。シェフお手製の料理なんだから♪」



全部分かった…のか?



もうこれは夢でもドッキリでもない。本当のことなんだ。



私、お嬢様になるんだ…。



この豪邸が私の家なんだ…。



「はい、分かりましたよ…」



しぶしぶこの現実を受け止め、目の前にあったサラダを食べた。



「…ん。おいしい♪」



そして、沙羅のお嬢様生活の始まりです☆