「さ、寒いよ…」 「ったく…」 潤也は布団をかけなおしてくれた。 「こっち向けよ」 「な、なんでよ…」 「別に。じゃあ、そのまんまでいーから」 「春樹に告った?」 急に何…? 「うん…」 「んで?答えは?」 分かってるくせに…。 「…ダメだった」 「そうか。頑張ったんだな」 「全部伝えたよ。やっぱ春樹って優しいね」 昨日のことが頭の中でリピートしている。 「そだな。あいつ、バカ優しいから」 「うん…」 私の声は震えていた。 昨日は泣かなかった。 でも…