「…」 ガチャ 扉の開く音だけが聞こえた。 「じゅんやー…?」 やっぱり潤也が現れた。 そしてじっと私を見る。 「このとーりです…」 ハハと苦笑い。 「…てめぇ」 「ごめんね…」 なんだか頭がボーッとする。 怒られちゃうんだろうなぁ…。 「ハァ…。ちょっと携帯借りるぞ」 「んー」 布団に思いっきり、潜り込んだ。