「アンタ…」 富雄さんだった。 「オレに娘が出来た覚えはねぇが…」 なんでか目と鼻が赤いぞ…。 「お前は俺たちのたったひとりの“娘”だ!」 鼻の下を人差し指で左右に動かしながら言った。 「…!!」 私の顔が徐々に緩んでくる。 「美優っ!!」 峰子さんと富雄さんは私を包みこんだ。