―― 私は黙々とキッチンの前でオムライスを作っていた。 祐介はさっきからお笑い番組を見てて笑いっぱなし。と思ったら急に立ち上がって私の後ろにある冷蔵庫をのぞいた。 「祐介、どうかした?」 「いや、飲みモンねぇかなって」 「ふーん」 私は作業に戻った。次はとき卵を… 「あ、卵出してくれる?」 「はーい」 祐介はパックごと取り出した。2・3個しか入っていないよう。 「ん。ありがと」 「…」 「え」