―― …う …優 「美優」 「…ん」 「おはよ、よく寝れた?てか、あんま寝れてねぇか」 「はるき…」 「…。早く起きろ。みんな、もうそれぞれ行ったよ。部屋に戻って用意してきたら?」 春樹の顔がかすんで見える。 「ん、わかった…」 私は重い体を起こして、辺りを見回した。 ホントに誰もいないや。 「ちょっと、洗面所借りるね」 「あぁ、どうぞ」 私は立ち上がった。