【中編】糸[続編追加]

「りっくん、愛して。」


私は、りっくんを求めた。


だって、りっくんが欲しくてたまらないの。


こんなことは、初めてで。

戸惑ってしまう。


だけど....


言わずには、いられなかった。


だって、りっくんを求める許容範囲なんてとっくにこえちゃって、溢れるぐらいにりっくんを求めてるから。


欲しくて欲しくてたまらないの。


「茉李は、かわいいな。」


りっくんは、クスッと笑って、私にキスをした。


「茉李の部屋に行く?」