「なにこれっ!!!」

あまりの声の大きさに家族全員が振り向いた。

あり得ない・・・・
なんなのこの制服。
紺紺紺紺白。喪服みたい・・

「どうしたのよ」


ママが、状況を察したのか
あたしの持っている制服を見て少しほほえんだ。


「笑ってる場合じゃないっつーのっ」


少し乱暴にリビングのドアを閉め、階段をのぼり自分の部屋に行き、鏡の前で制服を着てみた。


「やっぱり・・・」

やっぱり喪服じゃん・・・