ホームルームを始めにクラスへ行く。
うろ覚えに行く。
三年E組に奇跡的に来れて、教室に入る。
「おはよー!!」
中に入ったら、俺は絶望。
ヤンキーとかギャルばっかで荒れてるじゃないか!!
感染してったのか!?
「あの………」
おはよーの返事がないため、俺がまた口を開くとギャル多数がキャーキャー騒ぎ出す。
その中に金髪のギャルより一通り目立つ女がいた。
オレンジ色の髪に、茶色いメッシュ、ふわふわにした制服。
後ろの子と楽しそうに話してたから、俺は注意する。
出席名簿があるな……。
その中を見て、名前が分かる。
「華宮香織!!」
注意すると華宮が振り向く。
「あ」
「あ!!」
俺は驚いた。
朝会ったあの娘だ!!
「E組担任だったんですかあ」
華宮は、目をキラキラさせた。
相変わらず、あそ……って俺は変態か!!どこ見てんだ!!糞男!!目覚めろ俺!!野生から逃げろ!!
「何?知り合いなの?」
ハッと呆れるように言うのが違う女。
なんなんだ。


