ネコガールの恋

その難しい問いに、根っから明るい青年
カメラマンの大火は、

「俺は、まだ21っすよ。俺だって、
 ネコ専務さんと同じぐらいの年になっ
 たら、相当なもんになってますって!」

などと、非常に楽観的な見通しを言い
放った。

宮城はまじまじと大火を眺めていたが、
やがてため息まじりに首を振る。

「君は気楽だなあ!・・いや、それで
 いい。僕だってまだ23だ、

 男子3日会わざるば、かつもくして
 見よってもんだ、何、僕だって・・」

そのとき、司会者がマイクで、もうすぐ
カウントダウンです、とアナウンスし、
ネコ専務にマイクを手渡した。