ネコガールの恋

「叔父さん、この子は、高校生でモデル
 のナッツ。

 小説のネコ専務の大ファンで、それで、
 叔父さんに今日会えるのをとても楽し
 みにしてたのよ。

 あ、叔父さん、座らない?」

とネコガールは言ってしまったが、この
テーブルには椅子が5脚しかなく、そこ
には、自分、大火、ナッツ、東、ナンが
座っていて、もう叔父が座る椅子がない
ことに気づいた。

「あ、椅子ないわね、じゃあ、私のとこ
 ろに・・なんて言っても、座る人じゃ
 ないわよねえ」

ネコガールはふぅとため息をつく。ネコ
専務は、

「それはもちろん。姪っ子を立たせて
 おいて、自分が座るのはね」

とアゴを指で撫でた。