ネコガールの恋

「まあ今日はもう一応食べてきてるわけ
 だし・・あっ、大火くん、もう食べ
 てる!」

手近の、誰も席についていなかったテー
ブルの上から、早くもサンドイッチを
取ってパクついていた大火を見て、ネコ
ガールは苦笑した。

本当に、欲望にストレートというか、
単純というか・・しかしそのわりに賢い
ところもある、実に愛すべき幼馴染で
ある。

「おー、やっぱ美味いな。あ、ネコガー
 ル、チョコあるよ、チョコ。いる?」

大火はチョコレートの個包装を3つ4つ
つかんでネコガールに示したが、今は
いいわ、というネコガールの返事に、

そっか、と言ってチョコレートの包みを
ひとつ剥がし、中身を自分の口に放り
こんだ。