ネコガールの恋

翌日。

原宿のモデル事務所で、後日の撮影に
備えたミーティングをしたあと、昼休み
にお弁当を食べていたネコガールの前に、

満面の笑顔のナッツと、やや控えめな
表情の宮城悠也が立った。

「あら、宮城さん、こんにちは・・」

宮城と話すのはほとんど、一ヶ月前の
ネズミーシー以来である。

何の用だろう? といぶかるネコガール
に、ナッツが嬉しそうに話しかけてくる。

「ネコガールさん、こんにちは!
 さっき宮城さんにパーティーの話を
 したんですけど、宮城さんも行きたい
 って言うんですよっ。いいですよね?」